退職防止に最適な”ある目線”とは?

こんにちは!
カラダミライラボの斉藤です。

本日は、

【退職防止に最適な”ある目線”】

というテーマでお伝え致します。

突然ですが…先生の治療院には
女性スタッフさんは何人いらっしゃいますか?

いらっしゃらないのであれば、
これから女性スタッフを迎える予定はありますか?

もし今、

「うちは受付スタッフ含めても男性だけ」

という状況でしたら、
是非メルマガを最後までお読み下さい。

本日の答えでもある、
“女性目線”を意識すると…女性患者さんの獲得はもちろん、
スタッフの性別に関係なく長く働いてくれるようになりますよ。

では、早速本題に入ります。
まず、はじめに…

 

【女性目線】とはどのようなことを指しているのでしょうか?
簡単にではございますが1つずつ説明させて頂きますね。

 

女性患者さんから見た目線

 

まずは、患者さんから見た女性目線を見ていきましょう。

普段、先生が「女性患者さん」の目線で意識するのはどんな所でしょうか。

例えば、

 

✔清潔で明るいトイレ

✔白衣、カーテン、ベッドなどの
 汚れやシワ

✔スタッフの身だしなみ

✔荷物置きなどの細かな配慮

✔音もれ、会話もれ

✔着替えスペースの間仕切り
(透けたりしないか)

 

など…

 

治療院内で考えてみると、
これらに気を配っているのではないでしょうか。

女性は本当に細かいところまで見ています。

さらには、物だけでなく、人や空間、清潔感、音や臭いなど、

上記以外でも女性患者さんが気にする項目は多岐にわたります。

女性スタッフから見た目線

次に、院で働く女性スタッフさんの目線はどうでしょうか。

結論から言いますと、

患者さんだろうがスタッフさんだろうが女性目線という事は変わりありません。

気が付く、目が行くポイントは同じです。

ですので、
良い環境を維持できるように
特に男性スタッフは以下に気を付けるべきです。

✔清潔であること

✔男女で気兼ねなく使い分けられる設備
(ちゃんとカギがかかる…など)

✔セクハラ的言動をしない

✔休憩室での会話や置いておく物でも
 異性が不快に思うものはやめる

 

など…
更衣室を含めて院内の清潔感はスタッフ全員で協力して行えば
維持できるものですのでコントロールしましょう。

ちなみに、
こういった環境に対して女性スタッフから提案や
苦言があった場合は、男性目線では
気付かないことも多いので、基本的には「真摯に聞く」姿勢で
受けとめることが大切です。

物理的な環境の話の次は
福利厚生などの環境整備のお話です。

ワークライフバランス

先生は

「ワークライフバランス」

という言葉を聞いたことはありますか?

ワークライフバランスとは、

「その時々のライフステージに応じた臨機応変な働き方が出来て、仕事と生活を両立できること」を指します。

多くの先生は、ワークライフバランスと聞くとなんとなく…

「女性(だけ)が働きやすい環境」

「女性(だけ)に優しい環境」

のように思いがちですが、
これは性別に関係はありません。

産休・育休ばかりに目がいきがちなワークライフバランスも、

フタを開ければ男性でも介護や子育てや
療養など、休みを必要とするタイミングが必ずくるのです。

そういった場合に職場が柔軟に対応してあげることで、
無駄な離職を防いだり、新規採用コストを削減したりできます。

つまり、スタッフにも
治療院の経営にもメリットがあるのです。

たしかに、産休や育休など長期休暇制度に関しては、
小規模事業者である治療院には導入のハードルが高いと思います。

なので、通常勤務の中でも発生する
育児や介護、その他事情に対処出来るくらいの制度を
導入することをオススメします。

具体的には、

 

✔やむを得ない事情の急な休みの受け入れ

✔家庭環境による短時間勤務の受け入れ

 

この2点です。

なぜなら、この2点は
事前準備によって環境を
作れれば対応できる範囲だからです。

実際に導入するまでのフローはこうです。

 ↓↓↓

―――――――――――――――――

1.全員で1週間分の業務フローを全て洗い出す

⇒誰が、なにに、何時間かけているか。
 不要だと判断されたものはこの段階で無くしていきます。
2.院内での役割分担を明確化し全員で共有する
3.毎日、業務を始めるタイミングにその日の業務の優先順位を確認する

―――――――――――――――――
まず1の段階で不要な時間を削減し、
その上で、役割分担を確認します。

そうすることで、

突発的に誰かが休んでも他の人がフォローに
入りやすいですし、人知れず仕事が
ストップするのを防げます。

この方法は、僕が実際に
運営している整体院でもずっと行っている方法です。

さらに、不要な時間を削減することで
業務時間が減っていき、短時間勤務の導入など
女性スタッフが満足して働ける環境をつくることが可能になります。

上記の2つは、すぐにできますので、是非検討してみてください。
ワークライフバランスを意識することで、

 

採用で人が集まりやすくなり
雇用後も長期継続して働いてくれるスタッフが増えてきます。

導入するときは慣れていないので少し大変かもしれませんが、
定着すれば他院との差別化となり求人の際も大きな強みになります。

ぜひ、患者さんだけでなくスタッフの女性目線も意識して頂ければと思います。

本日も最後までお読み頂きありがとうございました。

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執筆者一覧

斉藤隆太

年商1億円を最短で達成した治療院オーナー兼コンサルタント

田村剛志

指導実績10,000人。日本屈指の治療院コンサルタント

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