ロレックスから学ぶ売り込みなしで売上UPする方法

こんにちは!
カラダミライラボの斉藤です。

先生は

「ブランディング」

という言葉を
聞いたことはありますか?

例えば時計のロレックスでいうと、
同じ品質で同じクオリティであっても、

ノーブランドの時計と
ロレックスの時計なら
一般的にロレックスの時計の方が
価格も高くなります。

同じ品質でも
“ブランド価値”が
プラスされるので、価格が高くても
納得して買ってもらえるのです。

これが

「ブランディング」

ということです。

少し前まで
ブランディングというのは
企業やお店単位で行うものでしたが、

最近は、
自分自身をブランディングする
「セルフブランディング」
というものが増えてきました。

これが、美容師さんとか
エステティシャンなどが

お店に所属していても
「個人でお客様をつかむ必要がある業種」
の人にとって非常に有効な戦略です。

これはもちろん治療院にいる
スタッフにも言えることです。

そこで、本日はいかに
ブランディングが治療院全体の
底上げにつながり、
患者様の流出防止に役立つかを

院・患者さん・スタッフという
目線で説明していきます。

===========
院から見た
ブランディングのメリット
===========

3つのステップで
説明してきます。

1.他治療院との差別化できる

例えば、

「スマートフォンが
 ほしいなぁ」

と考えたときに

アップルマークの製品を
イメージするのように、

ブランドがあれば、
「あえてアップル製品にしよう」と
思わせることが出来ます。

実際に、他社と比較して同じような
品質の物があっても

「スマホならアップルがいい」

というようなファンを獲得も
出来るようになるのです。

それと同じで、治療院では
患者さんが肩こりや腰痛になって
「どこ(の治療院)に行こうかな」
と思ったときに、

固有名詞で
「あ!○○治療院に行こう」と
思わせるようにする事が出来ます。

2.長期的に安定した売上が上がる

ブランドによって他の治療院と
差別化されると、患者さんは

そのブランドに興味があるので、
浮気することなく
長期的に来院してくれます。

これが、安定した売上に
繋がるのです。

3.プレミア感が出て売上UPが出来る

他との差別化が出来ると
ブランドがお客様を呼ぶ状態
になります。

そして、口コミや紹介など、
ネットの情報をもとに
来院する患者さんが増えるので

より治療院のブランドは
地域の患者さんに
認知されていきます。

人はその商品やサービスに
ブランド力を感じると、
高い金額でもプレミアム価格として
納得して支払ってくれるのです。

さらに、施術単価が上げやすくなり、
その結果売上率UPに繋がるのです。

===========
患者さんから見た
ブランディングのメリット
===========

ここでも、3つのステップを
説明してきます。

1.選択するまでの時間短縮が出来る

世の中に色んな情報が
溢れています。

もし先生が何かを買おうと思っても、
それを売っているお店は山ほどあり、

どこのお店もそれなりに
アピールしてくるので、
どこの商品が本当に良いのか
よく分かりません。

結果的に、どこの商品にするのかを
決めるまで時間と手間がかかり、

消費者はなんとなく「選択すること」
そのものに疲れてしまいます。

ブランドがある事で
手間と疲労を軽減出来ます。

なぜなら、

・ブランドを感じるからコレを買う
・ブランドを感じるからココで買う

という行為になるので、選択するまでの
時間軽減につながります。

2.商品選択の失敗を防げる

なんとなく新規開拓で
冒険しようとして、ふらっと
目についたお店に入ったけれど
失敗した…。

そんな経験が一度はあるんでは
ないでしょうか?

ブランドがないものの中から
選択する場合、
失敗する確率が十二分にあります。

しかし、しっかりブランドが
確立されているお店なら、
「だいたい満足できる」ということが
保障されていますよね。

要は、「失敗を防げる」のです。

それによって、お客様は安心して
選択することができます。

3.ブランドを購入すると
  満足感を得ることが出来る

人によっては、
「ブランド(価値)のある商品を
 高いお金を出して購入したこと」
自体に価値を感じる人もいます。

例えば、時計を買う場合に

「時計ならやっぱりロレックス」

と思う方がいるように、

ロレックス製の時計は
確かに高品質ですが、高品質の時計なら
他にもいくらでもあります。

でも、世の中的に
「高級時計の代名詞」になっている
ロレックスにより価値を感じ、

「そのロレックスを買った自分」
に満足するのです。

ブランドの力は、こういった形でも
人に満足感や充足感を
感じさせることが出来ます。

===========
スタッフがもたらす
ブランディングのメリット
===========

ここでは、4つの項目を
紹介してきます。

1.モチベーションがUPする

やっぱり「患者さんに指名される」
というのは嬉しいものです。

承認欲求という意味でも嬉しいですし、
自分の技術やサービスが評価されている
という実感にもなりますので、
自然とモチベーションが上がります。

2.技術力、サービスレベルがUPする

スタッフが
「自分の力で患者さんから選ばれた」

ということを認識すると、
次選ばれるために努力・工夫を
するようになるので、

おのずと治療家としての
サービスレベルがUPします。

結局、「やった人が評価される」ことが
モチベーションを上げるのです。

3.院が盛り上がる

そこで働くスタッフが患者さんに
評価されるということは
その治療院も評価されます。

スタッフのブランドが、
結果的に治療院のブランドにもなる。
プラスのスパイラルですね。

4.周りから評価される

営業マンなどをイメージすると
分かりやすいですが、
当然売上の高い営業マンは
会社に評価されますよね。

それと同じことです。

患者さんから評価され
リピートを生み出すスタッフは、
治療院にとってとても大切な人材です。

評価されることはスタッフ自身も
居心地が良いですし
モチベーションも維持できますから、
そこで働きやすくなります。

1つの職場で長く前向きに仕事が
できるので、スタッフとしても
治療院としてもwin‐winの
状態になれるのです。

いかがでしょうか。

今回はまず院・患者さん・スタッフに
とっての「ブランド」の役割をご説明しました。

ブランディングが治療院全体の
底上げになり、スタッフ教育にも
有効的な考えなので
ぜひ、活用してみてください。

次回は、具体的な事例などを挙げながら
「スタッフのブランディング確立法」
について紹介していきます。

本日の最後までお読み頂き
ありがとうございます。

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

facebookでのコメントはこちら

執筆者一覧

斉藤隆太

年商1億円を最短で達成した治療院オーナー兼コンサルタント

田村剛志

指導実績10,000人。日本屈指の治療院コンサルタント

受付は見た!司会:鈴木

受付ならではの視点から見えてきた、治療院経営、強いチーム作りのヒントをお届けします!!

スタッフに訊く!司会:斉藤隆太

院長不在の状態でもスタッフ一人一人が成長し続ける組織作りのノウハウをお伝えします!