治療院経営は「田舎」の方が簡単です。なぜなら…

札幌へ向かう飛行機の中からこんにちは。

治療院コンサルタントの田村剛志です。

突然ですが…

先生は現在都道府県のどこに院を構えていますか?

全国で治療院向けに
セミナーをやっていますと、
売上をアップさせたい先生から

「ウチは田舎だから…」
「都会とは違うから…」

といった、
“田舎”での経営を
言い訳にする先生にお会いします。

なので、本日は

『治療院を経営するには
 田舎と都会どちらが良いのか?』

というテーマでお届けいたします。

先程のような
“田舎”で経営していることを言い訳にする先生にお会いすると

「言い訳をしたところで業績が変わるわけでもないのに
 不思議なことをいう人だな~。」

と思ってしまいます。

私のセミナーにおいでになるのですから、業績を上げたいのだと思うのですが…。

まぁ、その話は置いておきしょう。

結論から言うと、

「治療院経営は田舎の方が簡単です!」

え?と思う方もいらっしゃるのではないでしょうか?

では、今から

「治療院経営は田舎の方が簡単」

という理由について解説していきますので、ぜひ最後までご覧ください。

では、早速本題に入ります。

【田舎の経営が簡単な7つの条件】

1.直接的なライバルが少ない

直接的なライバルとは同業の接骨院や整体院、鍼灸院をさします。

簡単に言うとライバル院の事です。

2.間接的なライバルが少ない

間接的ライバルとは湿布や薬などを販売する薬局や、
温泉やスポーツジムなどのリラクゼーション施設です。

3.広告費が安く、集客単価が低い

私がコンサルさせて頂いてる院で田舎と都会でそれぞれ
全く同じチラシを同じ部数配った際反応率に8倍もの差が出ました。

4.院の家賃が安い

説明の必要がないくらい明白ですね。

東京は家賃が高すぎます。

5.人件費が安い

最低賃金が、一番“高い”と言われる
東京は時給932円。一番“安い”と言われている
沖縄や宮崎は時給714円です。

6.見込み客は必ずいる

腰が痛い人、肩が痛い人は田舎や都会に関係なく全国どこにでもいます。

7.施術単価は変わらない

「田舎は料金がもらえない。」
とよく聞きますが、そんなことはありません。

沖縄や宮崎でも、東京と変わらない施術料金を、
患者様から頂くことが出来ます。

以上、7つの理由から
都会と同じ売上を出すならば田舎の方が経営が簡単です。

また、

売上も都会と同じならば必要経費が低い分、
田舎の方が利益を残すことができるのです。

田舎と都会でそれぞれ治療院を運営した私の経験上、間違いありません。

また、売上とは別に

「田舎の労働人口は少ない」
「人員の確保が難しい」

と、採用面で
言い訳をされる方もいます。

この場合の解決法としては地方水準の賃金で人員の募集をかけずに、

都会並みの水準で募集をかけることで、
比較的簡単に人員を採用することができます。

都会並の売上が作れるビジネスモデルであれば、
コストもかからない分人件費を強気で出してもいいのです。

見方によっては、都会以上の給与を出しても
問題ないと言えます。

※地域相場からあまりにもかけ離れた求人は
 怪しい求人と疑われる可能性もありますが…

ではなぜ、
多くの田舎の治療院が人件費を強気で
設定することができないのか?

それは新規集客やリピートの仕組みが出来ていないからです。

何をすればどれくらいの集客があり、

どのようにすればどのくらいのリピートが得られるのか、

そこが確定していないから強気になれないのです。

これらを仕組み化するには、記録を取り、何度も検証し、
マニュアル化していく必要があります

個人能力が高ければ、マニュアルがなくても
売上を立てることが出来ますが、

個人能力頼りの戦い方では、
採用次第で業績が安定しなくなり、
博打のような経営になってしまいます。

経営を博打にしないためにも人員を確保する前に、
院の仕組みを作り上げることをオススメします。

是非、本日お話した7つの条件がきっかけで
“田舎”こそチャンスだと思って頂けると嬉しいです。

院の仕組み作りのノウハウは、またの機会にこのメルマガで
お伝えしていきます。

本日も最後までお読みいただき
ありがとうございました。

田村剛志

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斉藤隆太

年商1億円を最短で達成した治療院オーナー兼コンサルタント

田村剛志

指導実績10,000人。日本屈指の治療院コンサルタント

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