【クイズ】患者vsスタッフ←より大切にすべきは?

こんにちは!
カラダミライラボの斉藤です。


突然ですが…

僕の運営する治療院は、「離職率0%」なんです。

1年以上誰も辞めていません。

 

その秘訣の1つは、スタッフの笑顔にあります。

みなさんの院の、スタッフは笑顔で仕事されていますか?

 

繁盛院ほどスタッフの皆さんが

笑顔でイキイキと仕事をしているものです。

 

それはなぜなのか?

本日はその理由について、

✔スタッフの笑顔の作り方

✔スタッフが笑顔で
 いてくれることの大切さ

2つに分けてご紹介させて頂きます。

 

【スタッフの笑顔の作り方】

 

「笑顔の作り方」と言っても、
別に無理矢理やらせる営業スマイルのことではありません。

 

僕の運営する治療院では、

自発的に働いているスタッフが思わず笑顔になってしまう
イキイキと働ける状態を作り出すことを目指しています。

 

繁盛院のスタッフ達の多くが笑顔で楽しそうに仕事をしている
大きな理由の1つに、

 

『スタッフ自身も院のファンである』

ということがあげられます。

 

ファン患者さんが多いのはもちろん、
そこで働くスタッフ自身も院の事が好きなのです。

 

これは、
アルバイト募集サイトが
学生に向けて行ったアンケートではっきり結果に出ています。

 

彼らが働く理由の中で、

「時給(給料)が良い」と並んで上位にきた項目は次の2点でした。

 

✔シフトや髪形など…
 お店側が融通をきかせてくれる

 

✔一緒に働く仲間が良い

 

学生を対象としたアンケートですから
治療家さんとは直接的に
関係性のあることではないと思います。

 

しかし、スタッフが職場環境を
どう捉えているかといった
参考になるのでよくご覧ください。

 

まず、シフトなどの
融通がきくかどうかという点は、
言い換えれば、

 

『雇う側がどれだけ働く側の人間に
 寄り添って事情を汲んでくれるか』

 

ということです。

 

これは、

「スタッフのワガママをきいてあげましょう」

ということではありません。

 

無責任な行動を許容する必要は
全くありません。

 

しかし、
事情のある場合には雇う側も最大限の配慮をしてあげることで、

 

スタッフは
『自分が大切にされている』ことを実感することが出来ます。

 

そして、人は大切にされたら、その想いに応えたくなるものです。

 

逆に院が困っている時には助けてくれるようになりますし、
院の為に積極的に考えて働いてくれるようにもなります。

 

ここで試されるのは…

オーナーの
『気持ちの問題』です。

損得勘定だけではうまくいきません。

 

ギブ・アンド・テイクではなく、ギブ・ギブ・ギブ・・・くらいで
やっとちょうどいい状態を作ることができるのです。

 

次に、

一緒に働く仲間が良いという点も当然と言えば当然ですが、
組織の中で働くスタッフが気にする非常に大きな要素です。

 

良いチームワークがある環境は、楽しく働くことができ、
その前向きな感情はより良好なチームワークを生み出してくれます。

 

これらの要素が揃えば、スタッフは自然とその院のファンになってくれます。

 

そこで働くことが楽しくなりその院のために誠心誠意尽くし、長く働いてくれます。

 

どんなに時給(給料)が良くても、雇う側(オーナー)の姿勢や
チームワークに欠点があれば、スタッフは定着してくれません。

 

是非、スタッフがいい意味で居心地よく働ける環境を目指してみてくださいね。

 

【スタッフが笑顔でいてくれることの大切さ】

 

そもそも、患者さんの
治療院に対する第一印象は、院に入った瞬間から始まります。

 

院に入った瞬間…

そこに立っているのは院長(オーナー)とは限りません。

 

むしろ受付スタッフや、他の施術スタッフである場合が多いでしょう。

 

その際、患者さんはスタッフに
笑顔で迎えてもらえなかったら、それだけで院の印象は悪くなります。

 

初診患者さんの多くは、初めて訪れる治療院に不安を抱えています。

 

そんな患者さんに対して、

一番最初にやらなくてはいけないのは…

笑顔でお迎えして少しでも安心して頂くことです。

 

来院時の笑顔1つで
患者さんからの印象は大きく変わりますので
注意しなくてはいけません。

 

しかし、だからと言ってスタッフ達に、

 

「笑顔で接客しろ」
「患者様への対応を良くしろ」

と指導したところで、スタッフ自身に前向きな
感情がなければ笑顔で対応ことは出来ません。

 

患者さんへの何気ない心配りや
親切な対応も、スタッフ自身が
院を好きでなければ出来ないのです。

 

つまり…

スタッフ自身が院のファンにならなければ、
スタッフ本人が楽しく働けないだけでなく、

 

せっかく来院してくれた患者さんからの印象も
悪くなる可能性が非常に高くなります。

 

スタッフの笑顔はとても影響の大きいものです。

 

そして何より、
環境の良くない院にはスタッフは定着しません。

 

スタッフが定着しなければ成長もしませんし、

新たな採用を行うことで余計なコストも時間もかかることになります。

 

「スタッフが笑顔でいてくれる環境の良い院作り

これがいかに大切であるか、ご理解頂けたでしょうか。

 

【では、実際どうすればいいのか?】

 

それでは、院長やオーナーとなる人は
何に注意していけばいいのでしょうか。

 

スタッフは何で喜ぶか、何が院にとって良いかは
個々人や院によって異なりますが、

 

スタッフを抱えるオーナーやマネジメントを行う人が
心がけなくてはいけないのは、次の2点になります。

 

✔患者さん以上にスタッフを大切にする

✔現場スタッフに寄り添う

 

多くの院長やオーナーは売上に直結する患者さんを最優先しがちですが

(それは間違いではありませんが…)

ただ、その患者さん以上にスタッフを大切にしてください。

 

どうしたらスタッフが

「毎日楽しく仕事をしてくれるか」
「出勤することが楽しみになるか」
「居心地よく働いてくれるか」

そういったことを真剣に考えてみてください。

 

院のファンになってくれたスタッフは、
結果としてファンになってくれる患者さんを生み出します。

 

これこそが、
繁盛院に働いているスタッフが
笑顔になる理由と、

笑顔のスタッフが多い院が繁盛する理由なのです。

 

是非、先生の治療院スタッフを院のファンにしてみましょう。

 

そうすれば、
自然と患者さんからの評価も良くなっていくはずです。

 

本日も最後までお読み頂きありがとうございました。

 

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執筆者一覧

斉藤隆太

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田村剛志

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