【後編】スタッフの能力を活かす分担術とは?

こんにちは!
カラダミライラボの斉藤です。
 
 
先週は、
 
「業務分担と役割分担の違い」
 
「スタッフの強みを
 生かすことの大切さ」
 
についてお話しました。
 
 
今週は引き続き、
 
具体的な、
「スタッフの強みを活かす方法」
についてお話します。
 
 
前回のメルマガを
ご覧になっていない先生は
こちらからご覧ください。
  
 ↓↓↓

【前編】スタッフの能力を活かす分担術とは?


 
※前回のメルマガを記事にした
 プレミアムチーム経営のブログに移動します。
 
 
============
人を育てながら
パズルのピースを作る
============
 
 
先週は、
 
「スタッフの強みを
 活かすことの大切さ」
 
についてお話しましたが、
 
ただ「強みを活かす」ことだけを
意識すると困った事態に陥る
可能性もあります。
 
 
院内で必要な
業務分担&役割分担を
考えていくと
 
誰に何を分担するか
考える必要がありますので、
 
まるでパズルのピースを
はめていくような感じになります。
 
 
具体的にどのようなことか
お話しますと…
 
 
パズル(理想の治療院)
を完成させる上で、
 
「ここのピース(役割)に
 当てはまる人材が
 どうしても見つからない」
 
という悩みが生じる
場合があるのです。
 
 
スタッフが持つ、
今の強みやスキルでは、
 
どうしても埋められない
パズルのピース(役割)も
存在することでしょう。
 
 
こんな時には、
どんな判断をすれば
よいでしょうか…?
 
 
僕の考えを先にお伝えすると、
ずばり、こういう場合は
 
「今ある強みを
 伸ばしてピースを作る」
 
ことを意識してみてください。
 
 
例えば…
 
治療院にムードメーカーがおらず、
ムードメーカーの役割を
担ってくれるスタッフが
必要だったとします。
 
 
治療院にいる明るい人材といえば
入ったばかりの新人しかおらず、
 
まだ仕事のレベルが
伴っていないので
飲み会を盛り上げる
くらいしかできません。
 
 
しかし、少しずつ仕事を覚え
任せられる業務の幅も
広がってくると
 
他のスタッフからの
信頼も得られるようになってきます。
 
 
そうなると、
治療院運営の様々な場面で
 
明るい人柄を活かした発言を
してくれるようになるでしょう。
 
 
このように、
もし今、役割分担にぴったりの
人材がいなくても、
 
今いるスタッフの個性(強み)を
育てながら求めるピースに近づけて
いけばよいのです。
 
 
あくまでも、
強みを伸ばすこと。
 
 
苦手なことを無理矢理やらせて
時間をかけて成長させるより、
 
よっぽど効率も良くなります。
 
 
==============
極力、弱みに焦点を当てない
==============
 
 
スタッフの分担を考えるとき、
たまにこう考えてしまう
院長先生がいます。
 
 
「○○はこれが苦手だから、
 苦手克服のために
 敢えて分担させよう」
 
「○○はこれが苦手だから、
 重要な仕事を
 任せるには時期尚早」
 
 
この2パターン、
よくありますよね。
 
 
もしかしたら先生にも
身に覚えがあるかもしれません。
 
 
カラダミライラボができた当時は
僕も2パターンを考えていました。
 
 
この思考は一般的かもしれませんが、
 
実は、スタッフの成長が
遅れてしまう可能性があるので
要注意が必要なのです。
 
 
この2パターンの思考の注意点、
改善方法について
お話していきます。
 
 
==============
1.「克服させるために
   敢えてやらせる」ケース
==============
 
 
これはよくあるケースですが、
 
このケースを行ってしまうと
そのスタッフの苦手なこと(欠点)を
 
わざわざチーム全員に
周知させているような状況に
なってしまいます。
 
 
苦手の克服は
仕事で成長する上で
必要なことですが、
 
何もスタッフ全員が周知する
環境でやる必要はありません。
 
 
日頃の業務の中で
静かにやればいいことです。
 
 
ですので、こういう形で
役割分担をすることは
オススメしません。
 
 
==============
2.「苦手なことがあるから
   大事な仕事は時期尚早」
   だと考えるケース
==============
 
  
これも本当によくあるケースです。
 
 
苦手な要素がない人
なんていません。
 
 
ですので、このケースで
役割分担を行ってしまうと、
 
いつまでたっても重要な仕事を
任せることが出来なくなります。
 
 
欠点に着目するのでなく
スタッフの強み(長所)に
着目してあげて
 
そこを活かす
重要な仕事を任せればいいのです。
 
 
そうすれば、
強みを活かした仕事をすることで、
そのスタッフの成長は
より早くなるはずです。
 
 
いかがでしたでしょうか?
 
 
前編、後編を通して、
 
「スタッフの
 業務分担と役割分担の違い」
 
「役割分担のコツ」
 
について
お分かり頂けたでしょうか?
 
 
業務分担だけで
チーム運営を考えてしまうと、
 
無意識のうちにスタッフを
「仕事の歯車」としか
見れなくなってしまいます。
 
 
しかし、スタッフを活かすことを
考えて役割分担を行う組織は、
 
スタッフ1人1人の
モチベーションも上がりますし
チームとしての活気も出てきます。
 
 
是非スタッフの役割分担について
意識してみてくださいね。
 
 
本日も最後までお読み頂き
ありがとうございました。
 
 
斉藤隆太
 
 

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斉藤隆太

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