スタッフを成長させる「たい発想」とは?
新宿の事務所からこんにちは。
治療院コンサルタントの田村剛志です。
本日は、
【スタッフ育成は自信をつけさせること】
というテーマでお伝えいたします。
治療院経営の中で大きな悩みの一つでもある
スタッフ育成…
自分一人なら
売上を作ることが出来るのに、スタッフを雇用すると
✔上手く育成できない
✔すぐに辞めてしまう
✔何年も居るのに全然成長しない
こんな悩みにぶち当たる先生を良く見かけます。
現に私のクライアントさんの多くはこんな悩みを抱えていました。
そんな先生方に足りないものはいったいなんなのか?
✔マニュアル
✔評価制度
✔就業規則
多くの先生はこのように考えています。
確かに、どれも大事ですが…
スタッフ育成の第一段階は自信をつけさせるということです。
スタッフさんの成長には
多くの行動と、多くの経験が必要です。
つまり、
成長が遅いスタッフさんは行動量が周りに比べ
絶対的に不足しているのです。
ではなぜ行動しないのか?
それは…自信がないからです。
スタッフさんの心の中には、
✔失敗したくない
✔恥をかきたくない
✔叱られたくない
✔出来ないやつだと思われたくない。
こんな気持ちが潜んでいます。
反対に行動が早い
スタッフの場合は、
✔認めてもらいたい
✔称賛されたい
✔褒めてもらいたい
✔出来るやつだと思われたい
こんな気持ちを持っています。
私は語尾の2文字から
前者を【ない発想】
後者を【たい発想】と呼んでいます。
そして、この両者の違いは
過去の体験に基づいたものだと
考えています。
【ない発想】になっている人は
過去に失敗して叱られた、怒られたという経験から
「もう失敗したくない。
だから慎重に行動しよう。」
「言われたことだけやっておこう。」
という発想になっています。
つまり、
『行動すること = リスク』
という認識になっているのです。
【たい発想】のなっている人は
過去に行動した結果褒められた、
称賛されたという成功体験を持っていて
『行動すること = メリット』
という認識になっています。
【ない発想】⇒【たい発想】
このように変えるには
数多くの成功体験を積ませて自信をつけさせる必要があります。
スタッフ育成が苦手な先生はスタッフのいい所ではなく、
できない所に注目しがちです。
本人が努力して得た小さな成功を見逃しがちです。
または、
「それくらい出来て当たり前だろ?」
という発想になっています。
だから褒めない…
褒めないどころか
✔けなす
✔叱る
✔明らかに不機嫌になる
最悪なのは、
感情のままに怒ってしまうことです
それらは全てスタッフの成長を妨げる行為であり、
【ない発想】の人を作り出す行為なのだと認識しましょう。
【たい発想】の人を育てたければ、
小さな行動を承認、称賛してあげること。
そして、やってくれたことに
感謝すること。
✔褒められた
✔認められた
✔感謝された
そんな成功体験を沢山積ませてあげてください。
そうすれば、
✔上手く育成できない
✔すぐに辞めてしまう
✔何年も居るのに全然成長しない
この様な悩みは解消されますよ。
本日も最後までお読み頂きありがとうございました。
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