【注意】スタッフが辞める原因はコレです↓
こんにちは!
カラダミライラボの斉藤です。
院長として、またはマネージャーとして
何人かのスタッフを抱えていると、
何らかのタイミングでスタッフたちに
営業上の目標を設定させる場面が出てきます。
目標はスタッフ自身が自らの成長のために設定するものもありますが、
治療院もビジネスですから営業上の理由から
目標を設定するものもありますよね。
そこで今回のテーマは…
組織側(院長やマネージャー)のスタッフに指示する目標設定
です!
先生の設定する目標が
“無茶”なのか?そうでないのか?
その境界線はどこなのかについて解説してまいります。
一般的な企業ですと、年度初めなどに上司から部門ごとに
売上目標が下りてくることが多いです。
治療院の場合でも、
✅プリカ
✅回数券の売上
✅紹介患者数
などに関しての目標はあり得ます。
設定のタイミングとしては月初めが多いでしょうか。
こういった数字は、一般企業なら主に経営陣から出され、
それが部長に降りて来て、最終的に現場に落とされます。
治療院であれば、院長や本院から降りてくるでしょう。
その数値が、多少ハードルの高いものでも工夫と努力次第で
実現可能であれば良いのですが、
たまに現実離れした(現場を知らないとしか思えない)
高い目標が一方的に設定される場合があります。
これは、完全にただの“無茶な目標”です。
また、多少ハードルが高いものでも工夫と努力次第で
実現可能な目標であっても、
マネジメントする人間の行動次第で結果的に
無茶な目標になる場合もあります。
では、マネジメントする人間のどんな行動が、達成できる
可能性がある目標をただの無茶な目標にしてしまうのでしょうか。
それはズバリ…目標数値をスタッフに丸投げしておきながら
具体的な方法や工夫の仕方は何も提示せずに、
気合いと根性で頑張れとしか言わないパターンです。
この場合、その目標はスタッフから
見ればただの「無茶な目標」になります。
更に、こんな対応をされた
スタッフのモチベーションは下がり、
マネジメント側に対しても反発し、
結果として成果も出せません。
では、
「本人の成長や工夫次第で実現可能な目標」
と
「無茶な目標」
の違いは何なのでしょう?
そして、マネジメントする側は
どこに注意して行動する必要があるのでしょうか。
その目標が無茶なものか実現可能かの違いの1つは、
その目標が設定された事情や目的にあります。
一般的に、スタッフ側からみて
「そりゃ無茶だよ、、」と感じる目標というのは、
経営陣(院長・マネージャーなど)の
欲求のみが反映されている場合が多いです。
例えば
✅「院をもっと大きくしたい」
✅「利益率を上げたい」
✅「もっと儲けたい」
スタッフはそういった経営者側の欲求を敏感に察知しますし、
一方的で私利私欲しか感じないような目標には拒否反応を示します。
つまり、無茶な目標となってしまいます。
しかし一方で、その目標が私利私欲ではなく
「関わるもの(従業員)が全員幸せになるため」に
設定された目標でありスタッフ自身がその目的を
理解できれば、同じような内容でも全然感じ方が違います。
よく「ウィンウィンの関係」とか「三方よし」といった言葉がありますが、
関係者全員の利になるものであれば人がついてきてくれるのです。
つまり、治療院/スタッフ/患者さん
三者全員の利益になる内容であればOKです。
ということは、マネジメントする人間は…
「この目標は関係者全員の利益のために設定されているものだ」
ということをスタッフに理解させることが求められます。
目標の数値だけでなく、目的や意義の共有化ですね。
マネジメント側がこれを出来るか出来ないかが、
目標を「無茶」にするかしないかの要因の1つになります。
是非、院で働いている全員が成長できる環境作りを
意識してみてください。
本日も最後までお読みいただき
ありがとうございました。
この記事へのコメントはありません。