スタッフが離れる4つのサイン

こんにちは!
カラダミライラボの斉藤です。

今回お話しするのは、
先生がある日ふと

「あれ?なんかスタッフ間、
院内の雰囲気が良くないな…」と

気付いた時に取るべき
対応策についてです。

院長含めスタッフ全員が
日頃から仲良しで和気あいあい、

程よい緊張感もあり活気もある…
なんて理想的なチームならいいですが、
人間が複数いれば価値観や相性も様々。

いつ何時人間関係がこじれたり、
スタッフが突如やる気をなくしたり
反抗的になったりするか分かりません。

一人治療院の先生も、
今は関係ありませんが…

今後スタッフを雇用する
可能性もあるわけですから、
これからのためにも是非
覚えておいて頂きたいと思います。

では早速、本題に入ります。

【雰囲気が悪い時に
起こりやすい現象】

「院内の雰囲気が悪い」と

一言で言っても、
現れる現象はいろいろあります。

見ていてすぐに気付けるものから、
中には分かりにくくて
気づきにくいものもありますが…

その現象はいずれも、
組織(チーム)に
何らかの問題が発生している
というサインです。

なので、院長やマネージャーが
一刻も早く気付くことが重要です。

では、具体的にどんな現象が
起こるのでしょうか。

===============
1.会話量が減る、
ネガティブな話ばかりしている
===============

これは非常に気付きやすい
サインかと思います。

これまでスタッフ同士で
和気あいあいと会話が多かったのに、
ある日気付くと、
なんとなく院全体が静か…。

休憩中やバックヤードでも
必要最低限なこと以外で
会話が生まれない。

こうなるとさすがに
一目瞭然でしょう。

もしくは、話してはいるけれど
内容がことごとくネガティブで

「疲れた」
「休みたい」
「さっきの患者さんむかつく」
「やる気でない」など。

いわゆるグチのようなものばかり
スタッフ間で会話しているのも
要注意のサインです。

===============
2.仕事量、・行動量が落ちてくる
===============

モチベーションが落ちてくると
人はなかなか動く気力が沸きません。

あからさまに「やる気がない」と
発言する人は滅多にいないでしょうが、
必要にかられない限り
仕事をしなくなります。

純粋に仕事量が落ちてきたり、
以前なら自発的に好意でやっていた
雑務などもやらなくなります。

とにかく、
必要最低限以上の働きは
しなってしまうのです。

「会話が減る」よりは
気付きにくいですが、

日頃スタッフの仕事ぶりを
きちんと観察できていれば
割と早めに気付くことが出来ます。

===============
3.仕事のクオリティが下がる
===============

これが一番気付きにくいサインでしょう。

実際、この現象は一番最後に
出てくることが多いです。

とはいえ、1対1で患者さん
相手にする仕事ですから、

「これまでやっていたことを
やらなくなる」

というのは
(患者さんにすぐ気付かれますので)
あまりありません。

ただ、これまでと同じ流れで
仕事をしていても…

例えば、

「問診や施術が雑になる」
「小さいミスが増える」
「患者さんへの応対(態度)が横柄、
投げやりになる」

などの形で現れます。

仕事のモチベーションが下がると

「患者さんに満足して頂こう」

という意識もなくなりがちです。

そのため、
これまでなら気を付けていたことにも
気が回らなくなりますし、

無意識でやっていた
「あと少しの頑張り」もなくなり、
相対的に全体のサービスレベルが
下がっていきます。

しかし、

表面上の仕事の仕方も
フローも変わりませんので、
これもよく観察していないと
気付けない部分です。

特に、分院化していて
普段ほとんどチェックが出来ない…

といった場合は
気付くのが遅れる場合があります。

===============
4.勤怠上の変化
===============

これは他の何よりも
最も分かりやすいサインでしょう。

純粋に「遅刻」や「欠勤」が
増えてきます。

仕事にやる気がない状態なので
朝も起きられないし、
仕事のために体調を管理しよう
という意識もなくなります。

また、ほんの少しの体調不良でも
「ま、いっか」と休んだり
することもあるでしょう。

もっとひどくなると
「無断遅刻」や「無断欠勤」なども
起こるケースもあります。

これはさすがに末期症状です。

院長先生は、こうなる前に
気付かなくてはなりません。

ここまで、雰囲気が悪くなったことを
表すサインについてご紹介してきました。

これが全てではありませんが
代表的な現象ですから、
是非これらを日頃から
チェックするようにしてみてくださいね。

次回の僕のメルマガでは、

これらの現象を引き起こす
原因は何なのか?

について、解説してまいります。

本日も最後までお読み頂き
ありがとうございました。

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斉藤隆太

年商1億円を最短で達成した治療院オーナー兼コンサルタント

田村剛志

指導実績10,000人。日本屈指の治療院コンサルタント

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